ドバイワールドカップデーをすべて楽しもう!
ドバイワールドカップデーを心から楽しむ秘訣は、深夜に行われることを最大限に生かすことだ。
日本時間では日付が変わろうとする頃にゴールデンシャヒーンが始まり、最後のドバイワールドカップが終わる頃には深夜2時近くになる。あなたが家族と同居しているとして、この時間まで家族が皆リビングにいることはあるだろうか?おそらくほとんどの家庭では、あなた以外の家族は寝てしまっているのではないだろうか?(もしかしたらあなた自身も普段は床についている時間かもしれない)
日本の中央競馬は、基本的に土日の10時頃から17時頃まで行われる。
競馬関係の仕事をしている人以外で、この時間のすべてを競馬に集中していられる人は一体どれほどいるのだろうか。きっとそういう人はごく稀で、多くの人は時々でも一日中競馬に浸れる日があれば、ものすごく贅沢な時間を過ごした気持ちになれるはずだ。
その贅沢な時間をドバイワールドカップデーは提供してくれる。
家族が寝静まった後に、誰にも邪魔されず4つのビッグレースに没頭できる時間。
これがドバイワールドカップデーの最大の魅力と言っても言い過ぎではないだろう。
そんな贅沢な時間に、世界中の富裕層が集まるドバイへの夢の旅を、遠く日本で、しかも自宅で、まるで超富裕層になったかのごとく存分に満喫してしまおうではないか!
この旅は4つのレースを華麗に渡り歩き、なおかつ大金を手に入れようという大人旅。
私は深夜のこの優雅な旅を、ドバイジャーニーと名付けたいと思う。
深夜のドバイジャーニーに必要なのは、コースの特徴や出走馬の戦歴などの知識よりも、4つのレースの予想をつなげていくトータルマネジメント能力。
少し負けが込んだくらいでうろたえて、アツくなったり不安になったりするようでは、本当の意味でこの旅を楽しむことはできない。
この旅では、4つのレースそれぞれでどう戦うかを前もって綿密にプランニングしておくことが重要となる。
それは、実際の旅行にいく前に旅行プランを立てることに似ている。
周到に用意された旅行プランがあれば、ちょっとしたつまずきやトラブルにも動じない上級者の旅を楽しむことができるのである。
ドバイジャーニーの歩き方
プランニングする上で知っておくべきこと
この2時間ほどの贅沢な時間をあわてず優雅に過ごすには、馬券発売のある4つのレースそれぞれで、それまでの的中状況に合わせた馬券を構成することが重要となる。
各レースでどういう狙いの馬券を買うのかを事前にプランニングしておくことで、いちいちあたふたすることを防ぐのである。
例えば、3つ目のドバイシーマクラシックは4つの中では荒れにくい方なのだが、そこまでの過程によって買い方にブレが生じてしまっていると危険だ。プラス収支に気が大きくなって買い過ぎてしまったり、的中することができずアツくなって過度に穴狙いになってしまったりするようでは、レースの特性とは真逆の馬券構成になって大損してしまうなんてこともあり得る。
そういうことを防ぐために、事前に周到にシミュレーションしておくことが非常に大切なのだ。
シーマクラシックの例で触れたとおり、4つのレースの中でも荒れやすいレースと荒れにくいレースがある。
荒れやすいレースでは穴を狙い、荒れにくいレースではツボを押さえた人気馬を組み合わせる。
これができればドバイジャーニーでの勝利は約束されたと言っていい。
つまり、この旅をプランニングする上でまずしなければならないのは、4つのレースの荒れやすさを理解することである。
どのレースが荒れやすい?
結論から言おう。
荒れる方から順に次のようになる。
- ゴールデンシャヒーン
- ドバイターフ
- ドバイシーマクラシック
- ドバイワールドカップ
なんと偶然にも、レースが行われる順に荒れやすくなっているのである。
この荒れる順は、2020年代の単勝・馬連・馬単の平均配当を元にしていて、言い換えるととんでもない人気薄が連対している順と言い換えることができる。
実際、ゴールデンシャヒーンでは2021年と2022年に13番人気の馬が勝利しているし、ドバイターフでは2024年に10番人気が1着、7番人気が2着になっている。
夜が深まるにつれて、レースが進んでいくにつれて、荒れにくくなっていく。この事実が何を意味するか?
後半で取り返そうと穴狙いに走ると爆死する、ということである。
では、前半で勝ってないとトータルで勝つことはできないのか?
否である。4つのレースの資金配分を事前に決めておき、勝っている状況と負けている状況の両方を想定しておくことで、後半に巻き返して勝ちに持っていくことは十分に可能である。
各レースで具体的にどうやって馬券プランを立てていくのか。
では最も荒れるゴールデンシャヒーンから順番に「ドバイジャーニーの歩き方」を紹介していきたいと思う。