ドバイシーマクラシックの馬券戦略
日本 vs ヨーロッパ 第2R
ドバイシーマクラシックは、ドバイターフと並び日本馬とヨーロッパ勢が激突する一戦だ。
過去10年の勝利数は日本3勝、イギリス5勝、フランス1勝とヨーロッパ勢がやや優勢だが、3着以内の占有率では日本がトップ。安定感のある成績を残している。
日本馬の狙い目は、末脚の持続性に優れたタイプ。広々としたメイダン競馬場の直線で長くいい脚を使える馬が好走しやすい。一方、ヨーロッパ勢はスタミナ型が多く、道中のペース次第で展開が大きく変わる。近年は馬場適性の高い日本馬の躍進も目立ち、熱い戦いが期待される。
また、日本馬ではダービーやオークスの好走馬が好走する傾向にあるが、必ずしも安泰ではない。レイデオロやスターズオンアースのように、期待されながらも着外に沈む例も見られる。好走と凡走を分けるポイントは何なのか?この後、詳しく紹介していきたい。
日本馬の狙い目
買いか、切りか 〜ダービー馬、オークス馬〜
2018年以降、ドバイシーマクラシックに出走したダービー馬・オークス馬は6頭。そのうち3着以内に入ったのはシャフリヤール、リバティアイランド、ラヴズオンリーユーの3頭。一方で、レイデオロ、スターズオンアース、ユーバーレーベンは4着以下に沈んだ。ちょうど勝負圏内と圏外が3頭ずつに分かれ、取捨選択が難しいデータだ。
では、好走馬と凡走馬を分けたポイントは何だったのか?
その鍵を握るのは、ダービー・オークスの走破タイムにあった。
ダービー・オークスの走破タイム
上記の6頭をダービー・オークスの走破タイム順に並べると、驚くべき法則が見えてくる。
🏇 2:22.5 シャフリヤール(2022年1着、2024年2着)
🏇 2:22.8 ラヴズオンリーユー(2021年3着)
🏇 2:23.1 リバティアイランド(2024年3着)
🏇 2:23.9 スターズオンアース(2024年8着)
🏇 2:24.5 ユーバーレーベン(2022年5着)
🏇 2:26.9 レイデオロ(2018年4着、2019年6着)
見事に、2分23秒台前半までの馬が馬券内、それ以下の馬は馬券外という結果になっている。
レイデオロのダービーは極端なスローペースだったため、同年ジャパンカップ(2:23.9)のタイムを適用してもグループ分けは変わらない。また、ドバイシーマクラシックを制したイクイノックス(2:21.9 ダービー2着時)、2021年2着のクロノジェネシス(2:23.2 オークス3着時)も、この基準に当てはまる。
このデータから、ダービー・オークスを2:23.5以内で3着内に入った馬は、ドバイシーマクラシックでも好走する可能性が高いと言える。次回以降、この基準を活用すれば、買うべき馬と切るべき馬の判断がしやすくなるだろう。
海外馬の狙い目は「父Dubawi系」
ドバイシーマクラシックで海外馬を狙うなら、最も注目すべきは「父がDubawi系」の馬だ。
2019年からの5開催で連続して馬券に絡み、そのうち3回は優勝という驚異的な成績を残している。
特筆すべきは、必ずしも出走頭数が多いわけではないのに、しっかり結果を残している点だ。
2024年に勝利したレベルスロマンスは、出走馬の中で唯一の父Dubawi系だったにもかかわらず、見事に勝ち切った。この傾向が偶然ではないことを示している。
さらに注目すべきは、その妙味の高さだ。父Dubawi系の馬は人気薄でも好走するケースが多く、2021年のミシュリフ(9頭立て4番人気・1着)、2023年のザグレイ(10頭立て8番人気・3着)、2024年のレベルスロマンス(12頭立て8番人気・1着)と、中位人気から下位人気でも十分に狙える。
この傾向を踏まえると、「父Dubawi系+中位以下の人気」という条件に当てはまる馬は、穴馬として積極的に狙う価値がある。次回以降のレースでも、この法則に該当する馬を見逃さないようにしたい。
おすすめの馬券
単勝 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | |
---|---|---|---|---|---|
2021 | 910 | 790 | 2,190 | 1,680 | 11,530 |
2022 | 590 | 1,490 | 2,890 | 2,890 | 9,840 |
2023 | 140 | 760 | 960 | 13,890 | 32,870 |
2024 | 2,270 | 16,430 | 31,640 | 18,570 | 222,230 |
平均配当 | 977.5 | 4,867.5 | 9,420 | 9,257.5 | 69,117.5 |
ここまでの傾向を踏まえると、「日本馬×海外馬」の組み合わせで勝負するのが理想的だ。
特に、日本馬はダービー・オークスを2:23.5以内で走破した馬、海外馬は父Dubawi系を軸にすることで、効率的な馬券構成が組める。
また、ドバイワールドカップデーが進むにつれて波乱傾向は落ち着いていく。ここで無理な穴狙いをせず、条件に合う馬を確実に押さえていきたい。
馬券戦略の選択肢
🔹 資金に余裕があるなら、三連単2頭軸マルチ
👉 ゴールデンシャヒーンやドバイターフで大きくプラスなら、さらなる上乗せを狙う手もアリ。 条件を満たす日本馬と海外馬を1頭ずつ選び、相手を広げて高配当を狙う。
🔹 手堅く攻めるなら、馬単 or 馬連流し
👉 点数を抑えたいなら、条件に合う日本馬・海外馬をそれぞれ1着に固定した馬単流し。 馬連なら、軸を1頭に絞って流せば的中率を重視しつつ妙味も狙える。
そして、ここで弾みをつけられれば、いよいよドバイワールドカップに向けて最高の流れができる。激戦が続いたドバイワールドカップデーを締めくくる、最後の一戦に向けて準備は万全だ!