コース図

デルマー

ラップ

24.33 – 48.77 – 1:13.82 – 1:38.51 – 2:02.50 – 2:26.07

24.33 – 24.44 – 25.05 – 24.69 – 23.99 – 23.57

結果

同年のドバイシーマクラシックを制し、その他にもGⅠ2勝、キングジョージ3着と充実のシーズンを送っているレベルスロマンスが断然の一番人気。レースでは道中2番手を追走し、3,4コーナーで先頭に躍り出るという横綱相撲で他馬を迎えうった。そこに直線で襲いかかったのが、ドバイシーマクラシックでレベルスロマンスの2着だったシャフリヤールと、道中最後方からロングスパートをかけたローシャムパークの日本馬2頭だった。特にローシャムパークの伸び脚は強烈で、抜け出したレベルスロマンスとの差を一完歩ごとにグングン詰めて一気に抜かし切る勢いだったが、レベルスロマンスが意地の粘り込みでクビ差抜かせず、見事に今シーズン4勝目のGⅠタイトルを戴冠した。日本勢からするとドバイシーマクラシックと同様にレベルスロマンスの前に2,3着に終わり、「あと少し直線が長かったら…」と恨み節を述べたくなるような競馬で、アメリカ芝コースの直線の短さを痛感させられる結果となった。それでも、相変わらずのムラ駆けではあるがローシャムパークの実力がトップクラスであることを示せたレースだったとも言える。もちろん、レベルスロマンスの強さも際立ったし、同年唯一の敗戦となったキングジョージで同馬の1つ上の着順だったのがこの年の凱旋門賞馬ブルーストッキングであり、さらにその上の着順にいるゴリアットがジャパンカップに参戦することへの期待もいやが上にも高まってくるのであった。

着順馬番馬名性齢斤量着差騎手調教師ゲート
111レベルスロマンスセ657W.ビュイックC.アップルビー11
21ローシャムパーク牡557クビC.ルメール田中博康1
33シャフリヤール牡6571 1/2C.デムーロ藤原英昭3
412ゴールドフェニックスセ6571 3/4K.フレイP.ダマート12
510ウイングスパン牝354アタマW.ローダンA.オブライエン10
64ルクセンブルク牡5571 1/4R.ムーアA.オブライエン4
75ジェイアービー牡355.51/2S.レヴィーB.ミーハン5
82エミリーアップジョン牝556ハナL.デットーリJ.ゴスデン2
96ファーブリッジ牡457クビJ.ロザリオC.クレメント6
1013ゼアゴーズハーバード牡6571/2J.ヴェラスケスM.マッカーシー13
117グランドソナタ牡7577 1/2D.マクモナグルT.プレッチャー5
128カボスピリットセ5571 1/2A.セディーロG.パパプロドロモー8
139エルエンシナル牡4575 3/4A.アユソF.ガルシア9

1〜3着馬の血統構成

レベルスロマンス

DubawiDubai MillenniumSeeking The GoldMr. Prospector
Dubawi
Colorado Dancer
ZomaradahDeployNasrullah 系
Mill Reef
Jawaher
MinidressStreet CryMachiavellianMr. ProspectorMachiavellian
Helen Street
Short SkirtDiktatMatchem 系
In Reality
Much Too Risky

ローシャムパーク

ハービンジャーDansiliデインヒルNorthern Dancer 系
Danehill
Hasili
Penang PearlBeringNative Dancer 系
Sea-Bird
Guapa
レネットグルーヴキングカメハメハKingmamboMr. Prospector 系
Kingmambo
マンファス
イントゥザグルーヴサンデーサイレンスHalo 系
サンデーサイレンス
エアグルーヴ

シャフリヤール

ディープインパクトサンデーサイレンスHaloHalo 系
サンデーサイレンス
Wishing Well
ウインドインハーヘアAlzaoNorthern Dancer 系
Lyphard
Burghclere
ドバイマジェスティEssence Of DubaiPulpitNasrullah
A.P. Indy
Epitome
Great MajestyGreat AboveHimyar 系
Himyar
Mistic Majesty