
メイダン競馬場のダートコースは最後の直線が400mあり、向正面から最初のコーナーまでの距離よりも長く、日本のダートコースにはない形態となっている。最終コーナーはバンクがついて回りやすくなっていて、ここから加速して直線に向かいたい。
国別成績(過去5年)
日本、アメリカ、UAEの出走がほとんど。路盤がアメリカのダートに近いこともあり、アメリカ調教馬が好成績を収めている。地元UAE勢も好走していて、何年も続けて3着以内に入り込み、勝ち馬も出している。日本馬は2着が最高。日本馬以外では血統内にGiant’s Causewayを持つ馬が好走傾向にあり、距離も芝ダートも違っているドバイターフとなぜか共通している。Gaint’s Causewayはダート路線で世界的に活躍馬を出しているStorm Cat系なので、その豊かなスピードが良い影響を与えているのかもしれない。Storm Cat系と同様に世界のダートレースを席巻するA.P.Indy系、Gone West系、Fappiano系も好走しているので、アメリカ系のダート血統のスピードがいきるレースと言える。(国は調教国で算出)

[ 0 – 3 – 0 – 14 ]

[ 2 – 1 – 3 – 17 ]

[ 3 – 1 – 2 – 19 ]
脚質成績(過去5年)
ダートには珍しく前方よりも後方でレースを進めた馬も上位に来ている。ただし、後方から外を回して直線一気に伸びてくる馬は届かないことが多く、バンクを活かしたコーナーリングで内をうまく回って差し込んでくる馬が上位に来る。一方で、すんなり先手を取れた馬の粘り込みも多く、逃げ馬の連対率が高い。

[ 2 – 1 – 0 – 2 ]

[ 1 – 1 – 2 – 18 ]

[ 2 – 1 – 1 – 15 ]

[ 0 – 2 – 2 – 15 ]