ダートコースの外側にある芝コースで行われる。スタートしてから1コーナーまでの距離が近く、外の先行馬には少し不利。4つのコーナーを回り、最後の直線は450m。高低差はあまりないコース形態である。日本馬で勝利したのは、ハーツクライ、ジェンティルドンナ、シャフリヤール、イクイノックスの4頭で、日本人ジョッキーが騎乗しての勝利はまだない。(2024年現在)
国別成績(過去4年)
日本、ヨーロッパ、UAEの出走が多く、アメリカからの参戦は少ない。日本調教馬が好成績を収めている。血統ではディープインパクト産駒を中心としたサンデーサイレンス系が活躍。その他には、ドバイワールドカップを制したドバイミレニアム産駒のDubawiを父系に持つ馬が毎年のように3着以内に入っている。(国は調教国で算出)
[ 2 – 2 – 3 – 7 ]
[ 1 – 1 – 0 – 8 ]
[ 1 – 1 – 0 – 6 ]
[ 0 – 0 – 1 – 2 ]
脚質成績(過去4年)
脚質的に大きな偏りはない。落ち着いたペースで一団となって進むことが多いので、一瞬の瞬発力で速い脚を使える馬よりも、最終コーナーから最後の直線で長くいい脚を持続できるような馬が良く、日本で言うと東京の2400mに似ている。日本馬では東京2400mのGⅠで最低でも3着以内に入ったことのある馬が上位に来ることからもレース質が近いのだと考えられる。レコードホルダーは、のちに2000mの世界レコードで天皇賞・秋を、返す刀でジャパンカップを歴代2位の勝ち時計でそれぞれ制することになる2023年のイクイノックス。
[ 1 – 0 – 1 – 2 ]
[ 2 – 1 – 1 – 11 ]
[ 0 – 2 – 2 – 14 ]
[ 1 – 1 – 0 – 7 ]
2022年
着順 | 馬番 | 馬名 | ゲート | 国 |
---|---|---|---|---|
1 | 12 | シャフリヤール | 8 | |
2 | 14 | ユビアー | 12 | |
3 | 1 | オーソリティ | 10 |