広大なロンシャン競馬場の中でも最も外を通るコースで行われる。向正面の上り、3コーナー過ぎの下りは自然を生かしたコース形態となっていて、そこを過ぎると名物の「フォルスストレート」がある。直線は平坦で533m。2015年のコース改修後は直線で馬群が広がるように直線入り口にオープンストレッチと言われる仮柵が設けられるようになり、馬群が詰まって不利を受ける馬が少なくなるようにされている。
国別成績(過去4年)
ヨーロッパ圏の出走がほとんどで、そこに日本馬が少し入るという構成が多い。過去10年の最多優勝国は、イギリスの5勝。(国は調教国で算出)
血統的にはとにかく父Sadler’s Wells系が強く、2021年から4年連続で勝利している。さらに、Sadler’s Wells系にDanehill系が絡む血統が非常に好成績で、2023年はその両方を持つFrankelが父系にいる馬が1着から3着を占め、2024年は父がSadler’s Wells系のCamelot、母父がDanehill系のDansiliであった馬が1着と3着になっている。
[ 0 – 0 – 0 – 8 ]
[ 2 – 1 – 1 – 11 ]
[ 1 – 2 – 1 – 22 ]
[ 1 – 0 – 1 – 5 ]
[ 0 – 1 – 1 – 7 ]
脚質成績(過去4年)
優勝馬の脚質に大きな偏りはない。直線が長いため、長く良い脚を使う必要がある。後方にいた馬でもコーナーで大きく外を回す必要のないコース形態のため、末脚の持続力があれば突き抜けられる。馬場状態によって大きくタイムが変わるため、脚質よりも馬場適性を見極めたい。
[ 0 – 0 – 1 – 4 ]
[ 2 – 3 – 0 – 15 ]
[ 1 – 1 – 2 – 18 ]
[ 1 – 0 – 1 – 15 ]
2022年
着順 | 馬番 | 馬名 | ゲート | 国 |
---|---|---|---|---|
1 | 14 | アルピニスタ | 6 | |
1 | 15 | ヴァデニ | 2 | |
3 | 2 | トルカータータッソ | 18 |