2025 香港クイーンエリザベスⅡ世C結果

コース図

シャティン　2000m

ラップ

25.59 – 50.22 – 1:13.94 – 1:37.32 – 2:00.51

25.59 – 24.63 – 23.72 – 23.38 – 23.19

結果

香港中距離界の絶対王者ロマンチックウォリアーがこの年は不在。人気を集めたのは香港勢以外で、1番人気がゴリアット、2番人気以下は日本勢が続きタスティエーラ、リバティアイランド、プログノーシスの順となった。
レースは例年通り前半はゆっくりと進み、3コーナー過ぎから徐々にペースが上がり始めた。直線に入ると、楽に好位を追走していたタスティエーラが残り300mで先頭に立ち後続との差を広げていく。道中は後方を追走していたプログノーシスが外から差し脚を伸ばすも迫るまでは至らず。タスティエーラが完勝で、ダービー以来となる勝利を手にした。父サトノクラウンも香港でGⅠを制しており、親子での香港GⅠ勝ちとなった。もともと日本馬に相性のいいレースで、ロマンチックウォリアーがこのレース初勝利を飾った2022年の前年は日本馬が上位を独占していた。その年以来の日本馬ワンツーで中距離路線の底力を改めて示すことができた。
大変残念だったのはリバティアイランド。直線で、左前脚種子骨靭帯の内側と外側の断裂と球節部の亜脱臼による故障が発生し、安楽死の処置が取られた。圧倒的な強さを見せた三冠牝馬は、故障した後も倒れることなくターフにとどまった。彼女の勇姿を、競馬ファンは決して忘れることはないだろう。

着順	馬番	馬名	国	性齢	斤量	着差	騎手	調教師	ゲート
1	3	タスティエーラ		牡5	57		D.レーン	堀宣行	10
2	2	プログノーシス		牡7	57	1 3/4	J.マクドナルド	中内田充正	6
3	4	カリフ		セ6	57	1/4	A.デフリース	F.ナス	2
4	7	エンスード		セ5	57	3/4	B.アブドゥラ	J.サイズ	4
5	9	キャップフェラ		セ5	57	1/4	C.ウィリアムズ	K.ルイ	8
6	10	ルビーロット		セ4	57	ハナ	H.ボウマン	D.ヘイズ	3
7	8	モーメンツインタイム		セ5	57	3/4	J.モレイラ	C.シャム	7
8	6	ストレートアロン		セ6	57	1	M.プーン	P.イウ	5
9	1	ゴリアット		セ5	57	2	C.スミヨン	F.グラファール	9
10	5	エルヴェンセドール	🇳🇿	セ6	57	2	Z.パートン	S.マーシュ	1
中止	11	リバティアイランド		牝5	55.5		川田将雅	中内田充正	11

１〜３着馬の血統構成

タスティエーラ

プログノーシス

カリフ