最初のコーナーまでが約300mしかなく、先手争いが激しくなりやすい。逆に直線は430mと長めで、洋芝&平坦ではあるが北海道のコースとは異なる。コースの起伏がなく右回りになった中京競馬場というイメージか。
国別成績・血統傾向
香港馬が席巻しているレース。日本馬では2012年、2013年と連覇したロードカナロア、その産駒ダノンスマッシュが2020年に優勝しているが、それ以外では香港馬が他を圧倒している。
前年の上位馬がリピーターとなることがよくあり、春のチェアマンズスプリントプライズで好走した馬も再度このレースで馬券内に来ることも多い。ただ、連続優勝は最高でも2年連続で、香港の他の路線と比べると長くチャンピオンとして君臨するのが難しい路線である(2020年代では連覇すらなく、3着以内まで広げても2021-2022のスカイフィールド、2022-2023のウェリントンのみで如何に長期でトップでいるのが難しい路線かと言うことを物語っている。ウェリントンは春のチェアマンズスプリントプライズでは2021、2022年で連覇しており、2023年も3着になり、この路線では息が長いほうである)。ローテーションは、前走でジョッキークラブSPを走っている馬が着順に関係なく好走傾向にある。
上位馬の血統は、血統内にNorthern Dancer系を複数持っている馬が多く、特にDanehillを父系や母系に持っていることが活躍している。
脚質成績(過去3年)
スタートからだんだんとスピードが上がっていき、直線で最高速に達しラスト2ハロン目が最も速くなる。その後の最後の1ハロンでは12秒台に落ちるラップになりスプリンターたちのガチの力比べとなるレース。展開よりも純粋なスプリント能力で比較したい。
[ 0 – 1 – 0 – 2 ]
[ 2 – 0 – 0 – 12 ]
[ 1 – 1 – 2 – 9 ]
[ 0 – 1 – 1 – 6 ]
2022年
着順 | 馬番 | 馬名 | ゲート | 国 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | ウェリントン | 10 | |
2 | 12 | サイトサクセス | 6 | |
3 | 2 | スカイフィールド | 11 |