4コーナー終わりの直線入り口付近からのスタート。約500mほど走ったところで1コーナーに差しかかる。前半1200mはゆったりした流れで進み、残り1200mからだんだんと加速していった後、3,4コーナーから直線はかなり速いラップを踏むことになる。
国別成績(過去4年)
香港カップデーのGⅠの中では異質で、地元香港勢が奮わずに日本馬の活躍が目立つ。もともと短距離路線が強い香港なので、2400m向きの馬作りに方向が向いていないのであろう。ヨーロッパからの参戦は近年フランス馬が好調で、4頭出走して着外は1頭のみ。
[ 2 – 1 – 2 – 4 ]
[ 1 – 1 – 1 – 3 ]
[ 1 – 1 – 0 – 0 ]
[ 0 – 0 – 1 – 5 ]
[ 0 – 0 – 0 – 13 ]
フランス馬は、A.ファーブル厩舎が2022、2023年で2着、1着と好成績。ともにルー賞から2戦使って香港ヴァーズというローテーションを組んでいる。香港のステップレースはどうかというと、スプリント・マイル・カップは11月に前哨戦がそれぞれ行われるが、ヴァーズにはそれがなく、出走馬の前走はヨーロッパ圏のレースや、日本馬であれば日本国内の重賞など多岐に渡る。ちなみに日本から参戦する場合は、オールカマーやエリザベス女王杯など2200mのレースからこのレースに臨むことが多い。(国は調教国で算出)
脚質成績(過去4年)
前半がかなりゆったりしたペースで進み、10頭以下の少頭数で行われることが多いため隊列が長くなることは少なく、馬群が詰まって進むのがこのレースの基本。後半はかなり速い流れになり、さながらマイル戦のようなラップになることもあるほどで、前半1200mと後半1200mは全く別物である。ラスト4ハロン、つまり最後の直線が特に速くなるので、鋭い末脚を使える馬が活躍傾向。牝馬の好走が多いレースである。
[ 0 – 0 – 0 – 4 ]
[ 0 – 2 – 2 – 9 ]
[ 4 – 1 – 2 – 8 ]
[ 0 – 0 – 1 – 6 ]
2022年
着順 | 馬番 | 馬名 | ゲート | 国 |
---|---|---|---|---|
1 | 9 | ウインマリリン | 3 | |
1 | 5 | ボタニク | 5 | |
3 | 3 | グローリーヴェイズ | 4 |