2020年に創設された世界最高賞金のレース。ワンターンのダート1800mで行われる。スタートは2コーナーから引き込まれたシュートコースを約300m入ったところに設定してある。スタートから最初のコーナーまでの距離が長く先行争いは激化しやすい。直線は約400mと長めだが、基本的には先行有利のコース形態になっている。
国別成績(過去4年)
連対率、3着内率はアメリカ調教馬が他国を圧倒し、開催初年度の2020年から毎年1頭は連対馬を出している。。日本馬は2023年パンサラッサが勝利、2024年はウシュバテソーロが2着と、近年上位に食い込むようになってきている。地元サウジアラビアからも勝ち馬が出ているが、隣国のUAEから出走する馬からはこれまで3着以内も出ていない。イギリス調教馬は出走頭数自体が少なく、勝ち馬が1頭出たのみで他はすべて3着外。やはり芝傾向が強い国は上位に来る率が低くなる。
[ 1 – 1 – 1 – 10 ]
[ 1 – 3 – 2 – 8 ]
[ 1 – 0 – 0 – 5 ]
[ 1 – 0 – 1 – 10 ]
[ 0 – 0 – 0 – 5 ]
脚質成績(過去4年)
逃げ・先行馬が上位を占めているが、2024年は後方からレースを進めたセニョールバスカドールとウシュバテソーロが1, 2着だった。スタートから最初のコーナーまでのポジション取りが熾烈で、はじめからスピードを出していけるアメリカ馬やアメリカ血統の馬が好成績。ミスプロ系ではGone WestやFappianoなど、ナスルーラ系ではA.P.Indyを持つアメリカダートの主流血統が活躍する。そんな中で2023年に勝利したパンサラッサはヨーロッパ的血統(父Kingmambo系、母Sadler’s Wells系)で異色だが、父の母はStorm Catの直仔で一応アメリカダート的要素も持っていた。
[ 1 – 0 – 1 – 2 ]
[ 1 – 3 – 3 – 16 ]
[ 1 – 0 – 0 – 15 ]
[ 1 – 1 – 0 – 10 ]