凱旋門賞 前哨戦 ・ 結果
要点
- 勝ったのはカルパナ(牝5)。1番人気カランダガンを1馬身1/2差で下し、勝ちタイム2:27.72。
- 2着カランダガンはセン馬のため凱旋門賞には出走できない。今年は「キングジョージ2着馬→凱旋門賞」の指標が使えない年に。
- 日本馬はマスカレードボール7着、ヴェルテンベルク9着。3着には3歳のベンヴェヌートチェッリーニが入った。
コース図

ラップ
ラップタイム
13.72 – 11.20 – 11.70 – 12.30 – 12.78 – 12.31 – 12.53 – 12.28 – 11.98 – 12.69
入りから11秒台が続いて流れたあと、中盤は12.7台まで緩み、ラスト3F付近で再び11.98へと加速。緩急のついた欧州らしい流れで、最後の伸びが問われる形になった。
結果
1番人気カランダガンが単勝1.4倍の圧倒的支持を集めたが、直線で抜け出したのは11.8倍のカルパナ。迫るカランダガンをおさえ、1馬身1/2差をつけて完勝した。3着には愛ダービー馬で3歳のベンヴェヌートチェッリーニ。日本馬2頭は、マスカレードボールが7着、ヴェルテンベルクが9着に終わった。
着順表
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 国 | 性齢 | 斤量 | 着差 | 騎手 | 調教師 | ゲート |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6 | カルパナ | 牝5 | 60 | – | C.キーン | A.ボールディング | 6 | |
| 2 | 1 | カランダガン | セ5 | 61 | 1 1/2 | M.バルザローナ | F.グラファール | 7 | |
| 3 | 9 | ベンヴェヌートチェッリーニ | 牡3 | 56 | 1/2 | R.ムーア | A.オブライエン | 9 | |
| 4 | 3 | ランボーン | 牡4 | 61 | 2 1/2 | W.ビュイック | A.オブライエン | 2 | |
| 5 | 2 | ゴリアット | セ6 | 61 | 6 1/2 | C.スミヨン | F.グラファール | 5 | |
| 6 | 8 | アクション | 牡3 | 56 | 2 3/4 | S.レヴィー | A.オブライエン | 8 | |
| 7 | 4 | マスカレードボール | 牡4 | 61 | 1/2 | C.ルメール | 手塚貴久 | 4 | |
| 8 | 7 | ミニーホーク | 牝4 | 60 | 3 1/2 | W.ローダン | A.オブライエン | 1 | |
| 9 | 5 | ヴェルテンベルク | 牡6 | 61 | 大差 | O.マーフィー | 宮本博 | 3 |
1〜3着馬の血統構成
系統の色分け:
Northern Dancer系
Halo系
Mr. Prospector系
Nasrullah系
Native Dancer系
Turn-to系
Roberto系
Sir Gaylord系
1着 カルパナ(牝5)
| 父 | Study Of Man |
|---|---|
| 父の父 | Deep Impact(ディープインパクト) Halo系(サンデーサイレンス) |
| 父の母 | Second Happiness Northern Dancer系(Storm Cat) |
| 母 | Zero Gravity |
| 母の父 | Dansili Northern Dancer系(Danehill) |
| 母の母 | Imbabala Mr. Prospector系(Gone West) |
2着 カランダガン(セ5)
| 父 | Gleneagles |
|---|---|
| 父の父 | Galileo Northern Dancer系(Sadler’s Wells) |
| 父の母 | You’resothrilling Northern Dancer系(Storm Cat) |
| 母 | Calayana |
| 母の父 | Sinndar Northern Dancer系(Danzig) |
| 母の母 | Clariyn Northern Dancer系(Try My Best) |
3着 ベンヴェヌートチェッリーニ(牡3)
| 父 | Frankel |
|---|---|
| 父の父 | Galileo Northern Dancer系(Sadler’s Wells) |
| 父の母 | Kind Northern Dancer系(Danehill) |
| 母 | Newspaperofrecord |
| 母の父 | Lope De Vega Northern Dancer系(Giant’s Causeway) |
| 母の母 | Sunday Times Northern Dancer系(Danehill) |
短評 ― 日本の血が勝ったキングジョージ
勝ち馬の血統に注目したい。カルパナの父Study Of Manは、父の父がディープインパクト。日本馬2頭が7着・9着に終わった一方で、アスコットの頂点に立ったのは日本の血を引く牝馬だった。
上位3頭はいずれもNorthern Dancer系を軸に持つ構成で、欧州の主流血統が力を示した一戦。3着のベンヴェヌートチェッリーニは父フランケル×母父Lope De Vegaで、凱旋門賞にも通じる配合だ。
斤量面で有利な3歳馬だが、キングジョージでは不振気味で、なおかつ近年同レースで苦戦していたA.オブライエン厩舎の所属だった同馬は、それを跳ね除けて3着に入って力を示した。今後の活躍に要注目である。
凱旋門賞へのつながり
キングジョージの2着馬は近年、凱旋門賞でも好走する傾向にあった。しかし今年の2着カランダガンはセン馬であり、セン馬の出走が認められていない凱旋門賞には向かえない。つまり2026年は「キングジョージ2着馬」の指標が使えない年ということになる。
勝ち馬カルパナ、3着ベンヴェヌートチェッリーニの秋の始動がどこになるか。ロンシャンを見据えるうえで、ここからのローテーションに注目したい。
よくある質問
- 2026年のキングジョージの勝ち馬は?
- カルパナ(牝5・A.ボールディング厩舎/GB)です。1番人気カランダガンを1馬身1/2差で下し、勝ちタイムは2:27.72でした。
- 2026年キングジョージの日本馬の成績は?
- マスカレードボールが7着、ヴェルテンベルクが9着でした。
- 2着のカランダガンは凱旋門賞に出走できる?
- できません。カランダガンはセン馬で、凱旋門賞はセン馬の出走が認められていないためです。
関連記事
出典
・JRA-VAN World ― 2026キングジョージ 結果
・JRA-VAN World 競馬データベース ― カルパナ
・JRA-VAN World 競馬データベース ― カランダガン
・JRA-VAN World 競馬データベース ― ベンヴェヌートチェッリーニ
・JRA ― 海外レース結果(調教国)
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